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自分の壁を越える授業
2019.09.28
先日札幌にてフランチャイズ事業部主催のイベント、
「東大名誉教授生田教授による生授業、たまご落としコンテスト」を行いました。
北海道の子供たちがその道の世界的権威に触れ、夢実現に向かって走り出せるようにすることが目的です。
イベント内容は、生卵を30メートルの高さから落としても割れないようにする装置を作り、生卵を装置に入れ、実際に落とす理科実験なのですが、ポイントは装置作成の材料が
「ボール紙とボンドのみしか使えない」ということです。
また今回のイベントは、たまご落としコンテストの発案者でもある東大名誉教授生田幸士先生の監修のもと行われました。
今回のタイトルですが、この生田教授の著書から取っております。
弊社は教育企業であり、私自身もこの業界に十数年身を置いておりますので、どうしても「自分の壁」と聞くと、生徒指導をする側としてよく耳にし、口にする言葉であるなと感じます。壁というからには行く手を阻むものに違いありません。
しかしそもそも「自分の壁」とは一体何であり、どのような時に現われるのでしょうか。
私は今回のイベントにおいて、子供たちが真剣に装置作成に向き合っている姿に出会いました。まさに自分の壁にぶつかっている瞬間です。
その生徒の中で印象的だったのは、ボール紙に1ミリ単位で線を引き、ネットでおおよその重さをはじき出して緻密な設計図から装置を作っている生徒の姿でした。事前にイメージしたものと実際とでは重さや材質が違う、思っていたより接着に時間がかかるなど相当苦戦をしていました。内心、「もうちょっとフランクに捉え、ざっくり作ればいい部分もあるのに」と遠くから見ていましたが、その生徒は最後まで自分のスタンスを崩しませんでした。
「自分の壁」とは真剣に物事に向き合った時、必ず出て来なければいけないものであり、実は自分が最も重視している部分(考え方)ではないかと私は考えます。
起業するということにおいては様々な問題をクリアしなければいけませんし、多くの課題も挙がってきます。しかし「自分の壁」を障壁として捉えるのではなく、自分が大事にしている本心として尊重しながらじっくり向き合ってもらいたいと思います。
最後に今回のイベント趣旨の一つとして「バカになる」ということがありまして、バカになると言っても不まじめなバカではなく、非まじめなバカになるということです。
非まじめなバカとはバカになることに対して本当に真剣に考える、具体的に言えば24時間ずっと、寝ている間にもバカになるにはということを考えるということです。
「自分の壁を越える」という一つの手段として「非まじめなバカ」になってみても面白いのではないでしょうか。
西日本ブロック 橋本
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