3.教育情報・本部サポート
記述形式からマークシート形式に変わる
2022.07.30
私が担当している愛知県では、来年度の公立高校入試からマークシート形式が導入されることになりました。6月末に教育委員会からマークシート形式の解答用紙サンプルが掲出されたので、もしかしたらご覧になられた方もおられるかもしれませんね。
マークシート形式に変わることでどんな変化が起こるかは、過去の事例から確認することができます。たとえば、選択式中心になることで全体的に点数の上昇が見られたり、あるいはそれを見越して問題の難易度を高くしたり、といろいろあるのですが、今回の愛知県公立高校入試では、そこまで大きな難易度の変化はないだろう、と個人的には推察しています。
たとえば国語。これまで記述だったのは、漢字の読み書きと要約問題がありました。満点22点中4点が記述で、これが選択式に変わります。
問題形式が例年のままとすると、要約問題は簡単になるだろうと思う方は多いかもしれませんが、解答用紙サンプルを見てみると、その解答欄と思われるところには、(ア)~(コ)まで10の選択肢が並んでいます。選択肢ごとに1点、という形ならまだともかく、もしこれが完投を求められる問題だとしたら、正答率は相当下がるのでは、と思います。一方で、漢字が選択式になるのは多くの生徒にとって簡単に感じられるでしょう。
ということは、トータルで見ればプラスマイナスあり、というところです。
(また、他の科目でも、これまで記述式だった問題だったところは選択肢を増やし、6~10択になっていて、難易度を担保しているように見えます。)
そういった理由から、全体的な難易度はあまり変化なく、これまで同様の対策を積み重ねていくことが大事なのは変わらないだろうと考えています。最終的には、秋にリリースされる実施概要を確認してから、ということになりますが、マークシート形式の練習をこなして余計なミスをする可能性を減らしつつ、日々の学習を進めていけるよう、教室のサポートに取り組んでいきたいと思います。
東日本ブロック 五ヶ山
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