3.教育情報・本部サポート
飛行機の窓から見た風景に子どもたちの未来を見る。
2019.11.19先日、鹿児島にある京進スクール・ワン教室に伺った。経営のコンサルティングに行ったのだが、そこは教育に関わる人間達、話題は「大学入試改革」になる。
「大学入試改革」に対して塾としてどう対応するか、子どもたちのために何をしてあげられるか議論は尽きない。
鹿児島空港で搭乗を待つ間、昨夜の議論を思い出しながら「大学入試改革」の概要を知った時、なんとなく抱いた危惧を思い出した。
そもそも、学側が入学希望の生徒を選別するために行っているセンター試験を含んだ大学入試という今の制度が(なぜ選別するかも考え直さないといけないが)今の方式で何が不都合なのだろうか。文部科学省の掲出する資料は一般論的論文が続く、、、ように私は感じた。大丈夫だろうか。その後様々な試行調査を行いその結果が発表されている。しかし、すべてが実行ありき。まだまだ受験生の不安は消えないように感じる。
そんな矢先「身の丈」発言に端を発した騒動で、図らずも英語の民間テストの採用は延期となった。ただ「身の丈」発言がなければそのまま実施されていたかと思うとぞっとする。
良い機会だ。記述式の採点方法などまだまだ残る大学入試改革。元になる高大接続改革自体をしっかりオープンにし、議論し、見直すべきではないかと私は思う。
いずれにしても、我々私塾の使命は益々大きくなる。我々がしっかり地に足を着け「子どもたちの将来に役立つ力は何か」を考えながら組織として研鑽しなければ我々の社会的存在意味はない。教育者としての意気込みだけでは良い仕事はできない。正しい仕事の仕方を身に付け、常に自らの仕事を俯瞰し修正するしなやかな知性を我々は持ち続けたい。
そのような思いで乗り込んだ帰路の飛行機の窓から見た桜島。見慣れた飛行機の翼も輝きを放つ。まるで子どもたちの未来を愛でるように。
★「高大接続改革」とはどのような改革ですか。
グローバル化の進展や人工知能技術をはじめとする技術革新などに伴い、社会構造も急速に、かつ大きく変革しており、予見の困難な時代の中で新たな価値を創造していく力を育てることが必要です。このためには、『学力の3要素』(1.知識・技能、2.思考力・判断力・表現力、3.主体性を持って多様な人々と協働して学ぶ態度)を育成・評価することが重要であり、義務教育段階から一貫した理念の下、「学力の3要素」を高校教育で確実に育成し、大学教育で更なる伸長を図るため、それをつなぐ大学入学者選抜においても、多面的・総合的に評価するという一体的な改革を進めていく必要があります。(文部科学省HPより)
FC事業部 蒲谷
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