休日は映画館で映画を観ることが多い私にとって、この営業自粛および新作映画公開が次々と延期された数ヶ月はなかなかつらいものでした。当初から「映画館」という業種が感染防止の意味合いから忌避されることは容易に予想されましたし、そうでなくてもミニシアターなどは困窮しているのが実情です。「映画は映画館で」派の私としては微力ながら劇場存続の支援になればと応援キャンペーン的なチケットも相当数買い込んで再開の時期を待っていましたが、ようやく新作が公開され始め、喜び勇んで行きつけのシネコンへ足を運び、私にとっては随分久しぶりの映画体験を堪能いたしました。
入場時のカメラ等による検温と手指消毒、場内ではマスク着用の義務化、私語は控え、一席ずつ間をおいて着席するスタイルは、現時点ではいわゆる「新しい生活様式」の一環。これが今後の「映画の観方」としてスタンダードになっていくのかもしれません。
上映ごとの収容人数が半減し「映画館も大変だなぁ」という私にとっても、これは他人事ではありません。
同じくお客様にサービスを提供する側の人間として、世の中の変化に柔軟に対応すること、新たなスタイルを生み出すことがなければ当然市場で生き残っていくことはできないと共感する一方で、商品やサービスの継続を意識するあまり、利用者のニーズを見誤っていないか、重要な強みであったものが犠牲になっていないかという消費者の視点は忘れてはならないと感じます。
ひとまず観客としての私は「隣に座った意中の女性の手を握る」機会が奪われたことに歯噛みしつつ、憎きコロナの収束を待ちたいと思っています。

気持ち悪いですか、そうですか。

東日本ブロック　渡部

★ＦＣオーナー募集個別相談会は住所入力不要！　資料請求も随時受付中です！
　ＦＣ教室長経験後に独立する選択肢もありますので、お気軽にお問い合わせください。

資料請求⇒https://f.msgs.jp/webapp/form/11091_pkq_63/index.do
ご希望の場所・日時での説明会予約⇒https://f.msgs.jp/webapp/form/11091_pkq_65/index.do
京進指定の場所・日時での説明会予約⇒http://fcs1.kyoshin.jp/briefing