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春がくればよく・・・
2019.03.22この仕事に従事して早や20数回目の春がやってくる。
まだまだ寒い日もあり、体感からは春の訪れを感じるというには実感がない。
ただ、教室の中はもちろん移動の途中でも“今年も春がやってきた”と感じることがある。
受験結果に一喜一憂する声、そして賞状筒を持った学生たち。
私にとっては気温よりダイレクトに春の訪れを告げる風景だ。
この時期になると私の事を知る友人からはよくこんな声をかけられる。
「合格発表が続くこの時期は忙しいだろう?」
学校の卒業や受験の合否は確かに人生の岐路であろう。
若かりし頃、私自身もいち塾講師として生徒の受験結果は最大の関心ごとであり、全員に合格を出すことは目標であり一番こだわった部分でもあった。
大げさではなく合格にも不合格にも一緒に涙したものである。
しかし現在では受験の結果などはプロセスの一つと捉えるようになった。
このように書くと、熱が冷めたのではないかと考えるお人もおられるだろう。
塾講師失格だ!などどいう御仁もおられるだろう。
だが、塾講師としてその熱い思いを消したつもりもなく誤解を招く表現となったのであればお詫びしたい。
この数年、自分自身にある変化が訪れたのである。
20代初めの頃は前述の通りの思いであったが、受験合格ということも一つのプロセスに過ぎないということに気づかされたのである。
聡明な皆さんであれば、「当たり前だろう」とお感じなのかもしれないが私はこの受験ということにトコトンこだわったが故に生徒の人生という大きな森が見えてなかったのである。
それを自身で実感するのは、教室で生徒に関わった時に「どこを受験するの?」という問いかけから「将来何をしたいとか決まってるの?」という問いかけに変わったこと。
大きな目標の日を設定し、大きな目標を達成するプロセスに小さな目標を設定し、その小さな目標をクリアしてゆくというスモールステップ法を知ったことが大きかったのはいうまでもない。
さて、先述の友人からの問いかけに戻そう。
私は決まってこう言う。
「この時期が忙しいということではない。
ひとりひとりと将来のことをしっかり考えるのに時間がかかるだけだよ。
でもそれはもの凄くやりがいがありついつい時を忘れてしまうくらいだよ。」
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西日本ブロック 川田
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