いつ終わるとも知れなかったコロナ禍も、10月に入ってひとまずの区切りが訪れ、世界情勢を見るとおそらくこれも一時的なものであろう、それでも我々が待ちに待ちに待ち続けた、飲食店の時短要請解除が発表されました。

このタイミングでたまたま久しぶりに連絡を取った昔の仲間が実は昨年結婚し、子供が生まればかりだというので、「お祝い」という絶対的正義の剣を抜いた我々は、数名の有志によるお食事会を開くこととなりました。

ちょっと頑張ったランクの焼肉店。
久しぶりの仲間が集まって食す肉と酒の旨さよ。

今回の記事にすることはあらかじめ想定していたというのに、この最後のホルモンしか写真がないのは、写真も撮らずに夢中で飲み食いしてしまったせいです。
その後は名古屋名物「手羽先」をつまみつつの二次会。
時短が解除されているとはいえ、何となく後ろめたい気持ちが払拭できないことも事実ですが、この集まりが決して軽率で不誠実なものではないことは、友人に我々が手渡したスヌーピーの「おむつケーキ」が象徴しています。

かつて同じ釜の飯を食った仲間が今は別のステージで活躍し、新たなパートナーを得て、人の親になる。ごくごく一般的な日本人の日常ではありますが、子供たちが人生を歩んでいく上でのお手伝いをさせてもらって来た我々にとって、またこの一年半のコロナ禍ですべてが停滞してしまった様な印象を持っていた私にとって、この友人の吉事と時短解除は、（この記事が掲載される頃にどうなっているかは分かりませんが）確実に大きな何かがようやく動き出した感覚に繋がっています。

久しぶりの食事もお酒も再会も、こんなに素晴らしいなんて。
我々はただ耐え忍んでいた訳ではありません。
膝を曲げて、飛び上がるためのエネルギーを溜めていたのです。

もう少しの辛抱です。

東日本ブロック　渡部

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