さて、このSDGsは教育の現場にも強い影響を及ぼしており、具体的には、学習指導要領の改訂後記載が増えたり、入試問題にSDGsが出題されたりしています。
新学習指導要領には前文や総則に限らず「持続可能」という言葉が多く登場しています。社会や理科、技術・家庭など各教科の指導要領内にも持続可能というキーワードが見られ、中学校学習指導要領で24個、高等学校学習指導要領で77個が確認できました。
以前の学習指導要領(2008年・2009年改定版)では、中学校学習指導要領で4個、高等学校学習指導要領で17個だったため、新学習指導要領では「持続可能」が強く意識されているということができます。また、それに伴い教科書にも関連する情報が多く加わっています。教科書内で持続可能という言葉が増えたことで、コラムや口絵にSDGsや社会問題に関する話題が登場するようになりました。
指導要領が変わると教科書が変わり、教科書が変わると入試が変わります。既に大学入試における総合型選抜や大学入学共通テストで変化が見られています。思考力を問う問題が多く出題されているとともに、SDGsと関わりのある問題も見られています。つまり大学入試を受ける際に必要な知識となっているのです。
また、共通テストの変化が全国の公立高校の入試問題にも影響しています。
このように、入試における変化も大きく、よくわからないまま臨むと得点につながらない恐れもあります。もちろん、学校教育において、SDGsに取り組むことが増えてきており、この問題を自らの課題と考え、身近なところから取り組む授業も増えていると思います。
2024年度新学期が始まる今、地球のためにも入試のためにも、学びの機会としていただけると幸いです。
我々フランチャイズ本部としても、現場と連携して情報を集めていきます。ぜひ安心してご検討ください。
東日本ブロック 遠藤
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