4.お知らせ・本部サポート 広島の地にて 2022.09.30 少し以前のお話になりますが、急に思い立って一泊で広島へ旅行に行きました。 私自身、広島の地を訪れるのはこれが初めて。現地での時間も限られていたので、定番の「安芸の宮島」「平和記念公園」「原爆ドーム」、少しだけ足を延ばして、呉市にある「大和ミュージアム」を回りました。 当時、ロシアのウクライナ侵攻が激しかった時期でもあり、こういった施設を回ることで「平和」というものをあらためて考えるきっかけになりました。 戦争をテーマに作られた施設は他にも沖縄の「ひめゆりの塔」などが思い浮かびます。 そのそれぞれが戦争に巻き込まれていった当時のその地域と人々の様子をいろいろな資料や映像と共に訴えかけてくるわけですが、題材は同じでも「誰が」「誰に」「どんなメッセージを」伝えるためにその施設が作られたのか少しずつ異なるため、受ける印象にも差を感じました。 同様に、受け手である来場者もそれぞれのフィルターを通して見ることで、それぞれの印象があり得るのだと思います。 反戦や平和への思いを胸に「大和ミュージアム」を見れば、米軍にとって作戦の要所として攻撃を受けて失われた多くの市民の命や、「神風」「回天」といった特攻の資料に触れ、戦争や兵器というものの虚しさに胸を打たれることでしょう。しかし、一方でここは軍需産業で経済的にも大きく栄えた呉の人々にとって、曾祖父母の世代が築いた栄光を称える施設でもあり、今も造船の街として名を馳せる呉を、誇らしく喧伝する施設でもあります。そういう視点で見ると、館内に並ぶ戦艦や戦闘機のレプリカが今度は一変して繁栄の象徴の様にも見えてきます。 人に何かを伝えることに重きをおく教育業界に従事する我々にとって、これは他人事ではありません。大事なことはやはり「何を伝えたかったか」ではなく「どう伝わったか」。私たちのメッセージは、相手はこちらが意図したとおりに受け止めてもらえているだろうか。 戦時資料を見て、あらためて伝えることの難しさと重要性を痛感した旅となりました。 東日本ブロック 渡部 ★FCオーナー募集個別相談会は住所入力不要! 資料請求も随時受付中です! FC教室長経験後に独立する選択肢もありますので、お気軽にお問い合わせください。 資料請求⇒https://fcs1.kyoshin.jp/contactform 個別相談⇒https://fcs1.kyoshin.jp/entryform 2024.11.18 話すことが解決の近道 新しいことを学ぶ時は、様々なツールを使用して知識を習得する… 2020.10.03 京進を知りつくした私だからわかる、京進の魅力。 「この本部のサポートがあれば、大丈夫」そう確信し、2020年3月、地元で独立京進では、生徒だけでなく、教室で共に