そして伝説へ
2024.12.18
先日、ゲームソフト「ドラゴンクエスト３」のリメイク版が発売されました。
自分の好みのチーム（パーティ）が組める・転職ができる・空が飛べる・バッテリーバックアップ搭載・過去作との関係…
知らない方には「何のことやら」と思われるかも知れませんが、ドラクエ前2作に熱狂した我々にとって、36年前の当時３作目でさらに驚く要素を山ほど盛り込んで発売され、「社会現象」と言われたこの「ドラクエ３」に、当時高校生だった私は、寝る時間を削って画面に向かっていたのを覚えています。
プレイヤーは「勇者」となって、この世界を支配しようとする魔物を倒す、という「ロールプレイングゲーム（RPG）」。
物語が進むにつれて敵が強くなるため、キャラクター自身もモンスターを討伐して経験値やお金を増やし、強さや呪文、武器や防具を揃えて戦力をアップしてボスを倒していく…というのが、このゲームの流れなのですが、このいわゆる「レベル上げ」という作業がこのRPGにおいては不可欠です。
次々と敵のボスをやっつけて話を進めたいプレイヤーがいる一方で、私はとにかく「レベル上げ」重視。可能な限り強さのレベルを上げて、可能な限り強い武器を手に、万全の体制で楽々と強大なボスを倒すことに何よりも喜びを感じるタイプでした。
これも「三つ子の魂百まで」というのでしょうか。
当然、今回発売されたこのリメイク版を私は購入したワケですが、50歳を過ぎた今、私は夜な夜なレベル上げに興じています。もう完全に最後のボスを倒せる力がありますが、まだまだまだまだ。
決して私自身は、ただ漠然とコツコツ積み上げていくことや同じ様な作業を繰り返すことが得意なタイプではありませんが、我ながら思うのは、「倒すべきボス」であれ、「目指すべき次のレベル」であれ、たどり着きたいゴールが明確にあれば、頑張れるのだと思っています。
私の身近には、公私ともに複数の受験生がいます。やはりゴールを明確に持っている生徒の勉強は、その意欲の高さはもちろん、ゴールに向けたプロセスも明確になっており効率的。方向性に誤りがあればすぐに修正ができる上に結果が明確なので、目の前の作業が楽しくなります。
一方でゴールを明確に持っていない生徒の勉強は、同じ学習時間であっても行き当たりばったりで意欲も低く、正しいか否かの検証も難しいため、非効率的で楽しくありません。
私たち京進が提唱する「リーチングメソッド」における、「夢を描くこと」「目標を持つこと」「スモールステップ（小さな成功を積み上げる）」の要素がここにも生きています。
これから春に向けて、世に言う「受験シーズン」に入っていきます。教室ではこれから受験を迎える皆さんが、倒すべき敵のモンスターとなる「志望校」に向けて、日々の受験勉強で「レベル上げ」を積み上げています。私たちは彼らが無事世界の平和を取り戻してもらえる様、お手伝いさせていただいています。
教室の現場には、これからの世界を担うまさに「勇者の卵」たちがたくさん通っています。彼らの力になれることは、我々教室に関わる者全員の喜びです。
私たちの仕事に興味を持っていただけた方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。
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